【初心者必見】住宅展示場で見るべきは営業だった!!《チェンジ制度もあり》

「一生に一度」

「人生で最大の買い物」

 

そんな言い方をされる家づくり。

国土交通省の 平成28年度 住 宅 市 場 動 向 調 査 報 告 書 によると注文住宅では住宅ローンの借入額が平均で約3,000万円となっています。

住宅ローンの返済が35年だとすると実に人生の半分近くが住宅ローンの返済って冷静に考えると怖いですよね。

 

だからこそ「失敗したくない」そう思うのは当たり前のことです。

そこで家づくりの入り口として見学することの多い住宅展示場で見るべき当のポイントを解説していきます。

住宅展示場で確認するたった1つのポイント

家づくりを考えたときにまず住宅総合展示場や完成見学会に足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。

総合展示用にはハウスメーカーや地元工務店など、さまざまな家が一堂に会していて比べながら見るにはうってつけの場所です。

何気なく見学に行った総合展示場。

展示場の立派な玄関を開けると高級感のあるエントランスに爽やかな笑顔の営業があなたたち家族を笑顔でお出迎え。

感じの良い営業は高額商品を扱うだけに洗練された感じがしてこちらも背筋が伸びる思いもするでしょう。

会場の中を案内されながら流ちょうに商品の説明をする営業。

 

さて!アナタならこんな状況で何から見ていきますか?

 

なんとなくだと間取りや豪華な設備のイメージだけで終わってしまって家づくりの参考になりませんよ!

 

見るべきポイントはたった1つ

 

営業担当者

 

この1択です!

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住宅展示場で営業担当者を見るわけ

 
家を選びに来たのに何で営業担当者?
自分たちのイメージに近い家を選ぶ方が良いでしょ?
 

一見そう思いがちですが各社の商品カタログを見るとわかりますが同じ会社でもデザインはいろいろ。

外観やインテリアは、どの会社でも特殊な構法によるデザインは別にして

 

どうとでもなります!

 

要望の多い耐震性断熱性も正直、展示場で見ても(事前知識ない状態では)

 

わかりません!

 

住宅展示場でわかる唯一のこと

そうです!

住宅展示場で比較できるのは営業担当者のレベルだけなんです!

なぜ営業担当者が見るべきポイントになるのかといえば営業の仕事が家づくり全体をコントロールしているからなんです。

営業のお仕事

それでは営業担当者の仕事の中身を見ていきましょう。

みなさんは営業は接客をして販売をしているだけと思っていないでしょうか?

実は住宅営業の仕事は多岐にわたっており担当営業のスキルによって家づくりが同じ会社でも全く別な家になってしまうのです。

えっ⁉同じ会社なんだから担当違っても同じ家になるんじゃないの?
同じ会社なのに違う家になる理由を知るには住宅営業の仕事を見ていきましょう。
■主な住宅営業のお仕事

①お客様の要望のヒアリング(お客さま-営業)
    ⇩
②土地の段取り(お客さま-営業-不動産)
    ⇩
③プラン作成(お客さま-営業-設計)
    ⇩
④資金計画(お客さま-営業-融資担当・FP)
    ⇩
⑤新築工事(お客さま-営業-工事部・職人)
    ⇩
⑥完成(お客さま-営業-土地家屋・司法書士)
    ⇩
⑦清算(お客さま-営業-工事・総務・銀行)
まだまだ細かい仕事は、ありますが大枠でこんな仕事を営業がお客様の代理として橋渡ししています。
つまりお客さまとの橋渡しの要になる営業のレベルが低いと思った通りに進まなかったり、ミスなどのトラブルが発生しやすくなります。

良い営業担当の見分け方

①身だしなみ
 これは高級なスーツを着たりすることでなく、お客さまに対して不快な思いをさせない程度の清潔感を見ましょう。

②名刺を確認
 肩書とあわせて保有している資格も確認しましょう。資格があれば良いということでありませんが一定の知識を測る目安となります。

③聞き上手か
 展示場では自社のPRに夢中になりお客さまを置き去りにする営業もいますが、そんな営業はダメです。

④誠実な対応か
 聞きたいことを何でも聞いてみましょう!その中で営業が知らないことや、わからないことを素直に認めて誠実に対応できる営業は信用できます。

⑤レスポンスの早さ
 お礼の電話やメールだけでなく④で不明だった内容を調べて回答するスピードが速い営業は安心です。

商品知識や建築知識などは、経験などで差があるのは当たり前。

自分に不足しているものを知って、周りのスタッフを巻き込んで解決していく能力が高い人が良い営業です!

逆に知識がいくら高くてもお客さまの立場に立って考えられない、周りのスタッフを使えない人は結果的に良い家を作ることはできません。
 

 
間取りは営業が書いている⁉

7~8割の会社の営業がお客さまへの提案プランの間取りを作っているんです。お客さま的には間取りの設計は建築士が作ってくれてるって思いますよね。
そんな営業が間取り書くなんて違法なんじゃないの⁉
最終的な耐震性能、採光、斜線制限など法規チェックは専門の建築士が行いますので大丈夫なんですが一度出されたプランを修正していくって大変なんですよね・・
ですので会社によって対応してもらえるなら最初から営業と建築士同席で家づくりの話ができれば二度戻りしたりしないでスムーズに進めることができます。
(※建築士によっても個性がありますのでお客さまとのマッチングをしてくれる営業のスキルも重要です)

良い営業担当の見つけ方

①知り合いからの紹介
検討している(したい)住宅会社があれば、知り合いでお目当ての住宅会社で建築した知り合いに聞いてみましょう。
担当した営業が良くて家づくりに満足していれば喜んで紹介してくれるでしょう。
②予約して訪問
総合展示場や見学会の会場に行く前に事前に予約してから行きましょう。予約客は、有望な見込み客なので優秀な営業が担当を振られるケースがあります。
ただし、成績が優秀な営業が全て良い営業とは限りません。契約を受注するのが得意な詐欺師的営業もいることも事実です。

その他としては、良い営業の見分け方のチェックポイントを使って担当になった営業をチェックして自分に合わないと思ったら別の日や、近隣エリアの展示場に行ったりして良い営業を探しましょう。

家づくりの窓口となる営業マンとの出会いは、そのあとの家づくりを左右するくらい大きなターニングポイントと言えますが営業マンだけで決めれないのも家づくりの難しいところ。
 

自分の建てたい家により近い住宅をネットや雑誌でチェックし、見学会に行き性能や感性を確かめて会社選びを重ねやっと選んだ会社の担当者との相性が合わないなんて事も良くある話し。

家づくりの窓口であり、会社との架け橋である営業マンとパートナーになれそうにない時は、思い切って会社を変えるか、営業マンを変えてもらいましょう

営業は、家づくりのパートナー兼代弁者。その後の設計、コーディネーター、工事管理にあなたの思いを正しく伝えるのも営業次第!

家づくりは、一生に一度。妥協やガマンをしながら進めては、後悔が残ります。後悔しながら住宅ローンを35年間払うなんて地獄ですよ。

 

相手を思いやる優しさは大切です。

それでも、家づくりは自分や家族のためにガマンしないという選択も大事。

 

家づくりが楽しくないと感じたら要注意!出来る営業マンは、お客様を不安にさせません。

 

あなたの笑顔が家づくりのバロメーター。笑顔で打合せしてますか?

 

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