前回『最新版コロナ対策ハウスメーカー編』でWebでできる家づくりの対策と展示場の運営状況をまとめたところ思いの他たくさんの反響をいただきました。
前回の調査で各ハウスメーカーの展示場の運営でへーベルハウスさんだけが完全クローズという驚きの結果!(ヘーベルハウスさん流石です)そこで今回は、運営中の展示場に予約なしで突撃!各ハウスメーカーのコロナ対策とあわせて接客対応について大公開します。
ゴールデンウイーク中に家づくりをスタートさせようと展示場見学を計画していて、コロナ自粛でどうすれば良いのかお悩みの方に参考にしていただければ幸いです。
基礎条件
今回訪問した総合住宅展示場の概要をまとめました。
地方の中核都市に設営されている総合展示場でハウスメーカー、ローコスト系地元ビルダーの6社が出展している展示場。
ハウスメーカーは、積水ハウス、一条工務店、三井ホーム、ミサワホームの4社。展示場の開設から14年と古さが感じられる総合展示場です。
それから今回の記事は、筆者の確認できた内容と主観ですのですべての展示場がそうだということでは、ありません。また、営業の対応も筆者をどうとらえたか(同業者?)によっても違ってくることが考えられますので参考程度にご覧ください。
■調査項目
①予約なしの対応と玄関先の表示
②コロナ対策の状況
③接客営業の評価
④来場記念・資料
ミサワホームの展示場 訪問
建物タイプ 「ジニアス ゲート」二世帯住宅
HPでは【完全予約制】の展示場との記載あり
①予約なしの対応と玄関先の表示
当日の案内も可能との事。三密を避けた対応で電話で状況確認を推奨。
WEB予約特典あり。
②コロナ対策の状況
・玄関を入ると消毒液とメッセージの掲示あり
・手袋の着用案内は無し
・展示用の窓を開けての換気あり
③接客営業の評価
玄関を入って展示場スタッフの女性がほがらかに対応。
完全予約制でも電話確認無くてもお客様の予約や見学中のお客様がいないと見学できるようです。
さて手を消毒液でもみもみして、さあ見学と思って靴を脱ぐとさっそくアンケートを手渡されて着座を進められる。
まあ展示場のマニュアル通りの案内か・・・。
取り合えず名前と電話番号を記載していると颯爽と営業マン登場。ですよね今ひましてるだろうし、などと思いながら礼儀として
そんな展示場あるあるの会話をしながら見学と思いきや着座のまま尋問モード突入。そうね営業とすればここで聞き出せないとヒアリングしづらいもんね。
今回は、見学のみと改めて伝えて住所などの記載なしで案内をお願いしてみました。
商品知識 … ★★★★ 蔵と木質パネルの耐震性能、長期保証の説明に注力
トーク能力 … ★★★ やや商品説明に走り過ぎ、説明は丁寧。
全体の印象 … ★★★ エムジオを振ってみたが一般的な説明で終わる
住所も書かない客だからか夢や暮らしをイメージさせるようなトークは少なかったように思います。腰を落ち着けて話をするといい営業なのかもしれません。
④来場記念・資料
・アンケートに答えて 5万円(旅行券)当たる‼サンクスキャンペーン案内
・スタンプラリーで最大50万円プレゼント!各会場のスタンプ1個で10万円の割引券
・分譲住宅チラシ ジャンボミッフィータオルプレゼント
・ミサワソリューション(冊子)
・HOME CLUB(情報誌)
・ミサワホームのノベルティグッズ(ミッフィー)
・来場予約で2,000円のQUOカードのプレゼント
ミサワホームの展示場を訪れた感想
基本的に完全予約制をうたっており入場も制限するとのことですので計画的に見る場合は、事前の予約が必要です。
ですが予約による見学客限定などの適切な対応をとって営業をしているものまで自粛する事は無いと思います。もちろん展示場までの移動中の感染リスク、人にうつしてしまうリスクすべて考えて行動する必要なのはもちろんですが。