“失敗しない家づくり”お金の話③

新型コロナウィルスの影響で人の集まるイベントが次々と中止や延期になっていますが週末に子供イベントを行っている住宅展示場は、どうか潜入してみると・・・意外や意外通常営業中。

子供連れの若夫婦や年配のご夫婦もチラホラと。みなさんも家づくりの第一歩として総合展示場を訪れる方も多いのではないでしょうか?

「総体資金は?」

気になる建物を見つけ中に入ると当然のように手渡される来場者アンケート更に笑顔の接客担当からは矢継ぎ早に

 

「土地は、お持ちですか?」

「総体資金のご予算は?」

「年収は?」

 

内心は「うちの建物買える予算あるのか?」という心の声が聞こえてそうな質問が・・・

そんな笑顔の瞳の奥に光る冷たい視線に気が付いて

つい、見栄を張って年収なんて答えたら最後!坂道を転げ落ちるようにあれよあれよと次回アポを取られ資金計画付きのプランまで準備されちゃいます。

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財布を握らせるな!

こんな風にならないように家づくり第一歩は自分たちに無理の無い資金計画を掴んでおくことです。

資金計画というと難しく感じる方もいると思いますが基本は、いたって簡単。人は聞きなれない言葉に思考を停止してしまいがちなだけで予め準備をしておけば落ち着いて交渉することも可能です。

まず、資金計画の基本は

  1. 自己資金・・・字の通り 自分の手持ち資金+親などの資金援助
  2. 借入額 ・・・住宅ローンによる資金

1(自己資金)+2(借入金)=総体資金

そうです。たったこれだけなんです。簡単でしょ!

ここで掴んだ総体資金がマックスですからこの中から

  • 土地代金
  • 建物代金
  • 諸経費
  • 付帯・追加工事
  • 借入経費
  • 土地経費
  • カーテン
  • 家電・家具
  • 引越し費用
  • その他(地鎮祭、上棟式、水道加入金、下水負担金etc.)

上記の支払いをまかなえれば資金計画はOKです。

事前審査で先手必勝!

さて、自己資金はさておき借入額ですが本当にいくら借りれるのか心配の方が多いと思います。

借入額の考え方を知りたい方は《資金計画でやってしまいな間違いとは》参照

そんな時は、事前に源泉徴収を用意し金融機関のHPから住宅ローンの事前審査をしてみることをお勧めします。

審査期間は各金融機関で違いますがおおよそ7日~10日程度で結果が出ます。(早い場合は1~2日)

ここでOKが出ていれば、そこまでを自分たちの総体資金として予備費を考えながら落ち着いて交渉することも可能になります。

事前準備をして心に余裕をもって

さあ!総合展示場の扉を開きましょう!!

家づくりの第一歩は、無理の無い資金計画です!

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